リクナビとマイナビの違いを徹底比較!

senpouadmin
リクナビとマイナビの違いを徹底比較!

就職活動中の学生は、リクナビやマイナビを利用する人も多いです。

筆者も学生時代にはリクナビやマイナビのお世話になりました。

ただ、リクナビとマイナビはどのような違いがあるのか、採用する側の人はあまり知らないまま掲載を依頼している場合も珍しくないのではないでしょうか?

リクナビとマイナビは共通点があるものの相違点も少なくないからこそ、両者の違いについては知っておく必要があるでしょう!

そこで、この記事ではリクナビとマイナビのサービス内容、どちらを選ぶべきか、求人広告以外の採用手法について詳しく解説します。

リクナビとマイナビのサービス内容を比較

cc

ここでは、両者の共通点や違い、基礎情報、インターンシップ関連から登録者数の特徴、イベントまで、細かく解説します。

リクナビ・マイナビの共通点

まずは、リクナビ・マイナビの共通点について見ていきましょう。

企業と説明会の検索ができる

リクナビもマイナビも、企業や説明会に関する情報を検索できる機能を提供しています。

学生は興味のある業界や企業を簡単に調べることができるのはもちろん、企業側にとっても不特定多数の学生に採用情報や説明会情報を届けることが可能です。

DMやスカウトメールの送信ができる

両サイトとも、企業から学生に対してスカウトメールやDMを送信できる機能があります。

企業側が積極的に学生にアプローチできるため、優秀な人材を見つけやすく、効率的な採用活動を行えるのが特徴です。

掲載を目立たせるオプションがある

リクナビとマイナビでは、企業ページや掲載情報を目立たせるための有料オプションがあるのも特徴の一つです。

例えば、視認性を高めるデザイン強化や、検索結果で上位に表示される仕組みにより、企業の認知度を効果的に高めるサポートが充実しています。

インターンシップの募集に対応している

どちらも、就活生にとって一定の需要がある「インターンシップ情報」に対応しています。

インターン募集を通じて企業側は学生に仕事環境を知ってもらい、学生も企業と接点を作る良い機会を得ることが可能です。

実際にインターンシップの経験をもとに就職先を決める学生もいるからこそ、職業体験の場を知ってもらえるというのは魅力的な要素でしょう。

中途採用向けのサイトも完備している

新卒採用にとどまらず、リクナビとマイナビでは中途採用向けのサイトも運営しています。

転職希望者に特化した求人情報を提供し、幅広い層に対応できるのが特徴です。

中途採用を通じた人材確保を計画している企業にもありがたいサービスとなっているからこそ、新卒以外の即戦力を手に入れたい場合にも重宝するのではないでしょうか。

基本情報の比較

次に、リクナビとマイナビの基本情報を比べてみましょう。

掲載社数

リクナビとマイナビは、掲載企業数に差があります。

リクナビは幅広い企業を掲載している一方で、マイナビは規模を問わず中小企業や地方企業にも対応しているのが特徴です。

掲載者数はそのままサイトの充実度を意味するため、掲載依頼をする側としてはどちらを選ぶべきかじっくりと検討するのが良いでしょう。

登録学生数

登録者数はどちらも国内トップクラスですが、やや幅が異なる傾向があります。

リクナビは総登録者数の規模が大きくマイナビは地方就職希望者や業界・職種に特化した人の登録率が高いと言われているなど特色が変わるので、注意が必要です。

登録している学生の特色によって手に入る人材も変わるからこそ、両者を比較検討して選ぶのが良いのではないでしょうか。

エントリー受付企業数

リクナビ、マイナビともに1,000社以上のエントリーを受け付けており、学生にとって選択肢の幅が広くなっています。

選択肢の幅が広いということは、結果的に自社が選ばれる可能性もあるわけです。

これは採用担当者にとっては嬉しいポイントと言えるでしょう。

説明会情報の公開企業数

リクナビもマイナビも、説明会情報の数が豊富です。

リクナビは企業情報に加えて説明会スケジュールが包括的に把握できるのが魅力で、一方のマイナビは地元志向の企業説明会が行われています。

実際にリクナビとマイナビでは、説明会の対応も変わってくるからこそ、サポートの有無も見て判断するのはいかがでしょうか。

インターンシップサイト比較

次は、それぞれのサービスが展開するインターンシップサイトを比較してみましょう。

掲載社数

リクナビのインターンシップサイトは掲載数の多さが特徴ですが、マイナビもこれに並び、大企業から中小企業まで幅広い掲載があります。

インターンシップ専用のサイトが設けられており、どちらも学生に対して的確にアプローチできるのが特徴です。

登録学生数

インターンに登録されている学生も両者ほぼ同等の規模です。

東京エリアや大阪エリアなどの都市部でインターンを探している学生が登録している傾向にありますが、一部の地方都市に住む学生も登録しています。

イベントの特徴

マイナビは地方開催のイベントが充実している反面、リクナビは全国的な規模のイベントや特定業界にフォーカスした就活フェアを行っているのが特徴です。

また、どちらも最新のオンラインツールを活用したバーチャルイベントを開催しており、学生と企業の接点をより柔軟に提供しています。

他にも独自のイベントが開催されるなど、採用活動が活発になるようにどちらも努力してくれているのが特徴と言えるのではないでしょうか。

リクナビとマイナビどちらを選ぶべき?

リクナビもマイナビも、希望や目的に応じた使い分けを意識することが大切です。

ここでは、リクナビとマイナビどちらを選ぶべきなのか、料金の違いやお勧めの利用ケースなど、比較して活用法を詳しく解説します。

料金体系の比較

まずは、企業視点で料金体系について見てみましょう。

リクナビの料金・費用体系

リクナビでは、基本的な掲載料に加え、オプションで様々な追加サービスを利用できます。

例えば、企業情報を多くの学生にアピールするために、目立つデザインのカスタマイズや検索画面で上位に表示される機能が用意されているのが特徴です。

これらのオプションは狙ったターゲットに効果的にアプローチするための手段として人気がある他、全国の登録学生数が豊富なことから、幅広い層の学生にリーチしたい企業向けのプランも選択肢に入るでしょう。

マイナビの料金・費用体系

マイナビでも、基本的な掲載料に加えた有料オプションが企業に提供されています。

例えば、地方企業や中小企業に適した「低コストプラン」もあり、限られた採用予算で魅力的に情報を発信したい企業に最適です。

また、地元密着型の説明会告知や地域特化型の採用イベントなど、地元志望の学生と接点を作る内容が充実しています。料金体系を見ても分かる通り、両プラットフォームは違うニーズに対応する形で設計されているからこそ、企業ごとの状況に応じて選ぶことが大切です。

リクナビをお勧めするケース

全国規模で採用を行う企業には、リクナビを利用するメリットが大きいでしょう。

なぜなら、リクナビが大企業志望の学生を積極的に集めているためです。

また、リクルートという運営企業の知名度も高く、利用率の高さが企業にとって信頼感のある選択肢となっています。

複数のページやデザインオプションを組み合わせて企業の個性をアピールしやすい機能も用意されているため、幅広いエントリーを受け取りつつ特定の層に訴求したい企業には最適な選択肢になり得るでしょう。

マイナビをお勧めするケース

マイナビは特定の層へのアプローチを得意とするプラットフォームです。

就活生からのイメージとして「地方採用」「地元就活」が挙がりやすい特徴があります。

ゆえに、地方や中小企業への採用に力を入れたいと考えている企業にとっては、マイナビのイベントや求人広告がメリットとなるのではないでしょうか。

また、マイナビの独特の魅力として、「説明会特化型プラン」や「職種ごとの絞り込み機能」があります。

それらの機能を活用することで、特性別に学生を選定することが可能です。

同時に、業界や職種に特化した求人情報やインターンに特化した取り組みでも評価を得るなど、的確に差別化もできていてGOOD。

求人広告以外の採用手法

最後に、求人広告以外の採用手法について見ていきましょう。

ダイレクトリクルーティング

ダイレクトリクルーティングとは、企業が自ら候補者に直接アプローチする採用手法のことです。

この方法では、従来の待つ採用スタイルとは異なり、企業が選びたい人材へ積極的に連絡することが可能になります。

例えば、リクナビやマイナビのスカウト機能も、それらのダイレクトリクルーティングの一種と言えるでしょう。

専門的な採用プラットフォームや、より個別に評価を行えるツールで特定スキルを持つ即戦力人材に直接声をかけるケースも増えています。ダイレクトリクルーティングは、スキルをしっかりアピールする求職者をターゲットにしており、新卒採用だけでなく中途採用にも適用される点がポイントです。

企業側にとっては、短期間でターゲット人材に出会える可能性が高まるなど、利用する価値は十分あると言えるでしょう。

▶︎合わせて読みたい
ダイレクトリクルーティングとは?手法やメリットを解説します!

💡POINT
「応募が来ない」「いい人が採れない」そんな声を、私たちは毎日のように聞いています。
だからこそSENPOUでは、採用マーケティング・ブランディング・広報・実行支援までワンストップでサポート。
企業ごとの“らしさ”を引き出し、誰に・何を・どう伝えるかを設計し、本当に欲しい人材に届く仕組みをつくります。
現場と並走しながら、採用をもっと前へ。
もし採用に少しでも課題を感じていたら、ぜひ株式会社SENPOUにご相談ください!

採用マーケティング

近年注目されているのが、採用活動にマーケティング視点を取り入れる「採用マーケティング」です。

この手法では、企業側が自社の魅力をしっかりと伝えるために、戦略的にブランディングを行うため、ターゲットとする求職者にとって、興味を持たれる情報を発信することがポイントになります。

例えば、企業の公式ホームページだけでなく、企業ブログや人事担当者のSNSを用いて、仕事内容や職場環境を視覚的に伝える方法があります。

それにより、求職者が疑問に感じがちな「企業の実際の雰囲気」や「どのような人が活躍しているのか」といった情報を、自然と把握することが可能です。

現に、学生の中には実際に働いている姿を想像できるかどうかを重視する人もいるので、企業側が発信する情報が採用に繋がることも珍しくありません。

採用マーケティングは、内向きではなく外向きに、企業側の魅力や価値観を発信するスタイルとなるからこそ、一般的な求人広告以外の採用手法としては非常に優れた効果が期待できるのではないでしょうか。

SNS発信を駆使した採用活動

今や、SNSを活用しない採用活動を行う企業は少数派になりつつあります。

TwitterやInstagram、LinkedInなどを活用することで、企業側はターゲット層となる学生や転職希望者に直接アプローチが可能です。

例えば、LinkedInのようなビジネス特化型SNSは、特に転職市場において効果的です。

企業は自社アカウントを運用して情報発信を行うことで求職者との距離を縮められます。

他方、TwitterやInstagramでは、職場の雰囲気を視覚的に伝える画像や動画を投稿することで、ブランドイメージを向上させることも可能でしょう。

ゆえに、応募者数や学生数に合わせてプラットフォームを分けて運用していくことが求められるのではないでしょうか。

SNSを採用活動に取り入れることで、学生たちとの接点を増やし、同時に企業の認知度を高められれば、より優秀な人材にも出会えるかもしれません。

まとめ

本記事では、リクナビとマイナビの違いから、それぞれの特徴や活用法について解説しました。

どちらも、多くの就活生や企業が利用しており、規模やサービス内容において国内トップクラスの人材採用プラットフォームとして認知されています。

ゆえに、それぞれの強みを把握し、目的に応じて適切に使い分けることが重要です。

リクナビは掲載社数が多く、全国規模で採用活動を行う企業や大手志向の学生と相性が良い一方で、マイナビは地域密着型の採用に強みがあります。

企業の求人広告だけでなく、インターンや説明会情報なども充実しているため、学生に対して幅広い選択肢とサポートを提供してくれる点が魅力です。

また、最近ではこれらのサービスに加え、ダイレクトリクルーティングやSNS発信、採用マーケティングといった新しい採用手法を併用することも一般的になっています。

これにより、企業はターゲット層へ効率よくアプローチでき、求職者にとっても企業文化や雰囲気を感じやすくなるのです。

どちらか一方に絞るか、それとも両方を併用するのかは、目的や予算、採用戦略次第。まずは自社に適した方法を見極め、柔軟に対応するなど、採用担当者自身で試行錯誤してみてはいかがでしょうか。